「どうしたの?」
「納得いかないんです」
「なにが?」
「あの人より私のほうが仕事してきたし…劣ってるとは思いません」
「んん…」
「なのになぜ評価が私より高いのですか?」
「なるほど…」
これ、どこの組織にもある光景
人が多ければ多いほど顕在化する問題ですね
この問題を客観的に解説すれば
評価者(上司とか)と、事前に
どのような合意(評価軸)をしたのか?ってこと
不満を言ってきた人の言い分の大半は主観で言っている
その主観には、自分の希望だったり願望だったり
欲求がベースになっていることが多い
こうなると本人が客観的(冷静に)なれるまで
誰から何を言われても響かない
若いときはなおさらその傾向は強いのではと思う
明快な答えは難しいんだけど
相対的な優越感を求めると
いつか挫折に直面する気がする
なぜかって?
上には上がいるから
不満を言ってきた人は自分より評価が高かった理由をしらないし
その人の仕事ぶりや能力を厳密に把握しているわけでもない
自分のイメージ(印象)をベースに言っていることが多い
このことは評価者と評価される被評価者の双方に当てはまる
人は誰もが未完であるから
ときに理不尽な目にあうこともある
そんなときは自分を癒やし養ってあげることかもしれない
気持ちが落ち着くまで、なにか気分転換になることをしたり
気持ちが落ち着いたら、自分の置かれた状況を分析してみたり
これまで固定化していた相手へのイメージが変わってくるかもしれない
これまで固定化していた自分の願望が変わってくるかもしれない
きみが新しいきみになることを祈ります