毎月1〜2回ほど書店に足を運ぶ
そう言えば、この10年ほどで随分
書店がなくなってきた
以前は、自宅から歩いていけるところに2店あった書店も
今は2店ともなくなっている
なので、駅前まで出なくてはならない
バスや電車に乗っても、スマフォを見ている人は多いが
本を読んでいる人は珍しい…
(中にはスマフォで読書している人もいるのだろうが…)
丹羽宇一郎氏の著書「死ぬほど読書」で
「若者たちへ『なぜ本を読まないのか?』と訊ねたら
『読書をしても成績にはならないから』との返事に
驚いた…」
と語っている
なるほど、参考書や問題集などは学業の成績を上げるため
という具体的な目的があり、その効果が定量的に現れる
言い換えれば「ご利益」というリターンがわかりやすい
のだろう…
先日も行きつけの書店に行ったとき
あるPOPが目に入ってきた
「人生で大切なことは全部、書店で学べます」
書店はもちろん、図書館も今、足を運ぶ人が年々減少していて
閉店や統廃合が進み、それらに従事する人たちの非正規雇用が
進んでいると聞く
本を読むことは、自分が知らなかったことを知ることができる
しかも、著者が長い時間を費やして会得したことが
数時間の読書で知ることができる
そこには、時に感動もある
自分の考え方や振る舞いに影響を与えることもある
これからの梅雨の時期
雨音を聞きながら、自宅で静かに読書してみるのも
良いものだと思う