人生100年時代なのか…
最近、静かに注目を集めている住宅ローンがある
リ・バース60…
60歳から組める住宅ローンとして注目を集め
着実に融資実績を伸ばしているらしい…
これまでの常識では、年齢の上昇とともに
住宅ローンは組みにくくなるものだが
この商品は、60歳以上向けのサービスとのこと
内容は、住宅購入価格の50%を上限に融資する
融資の担保として購入した住宅が抵当権に組み込まれる
契約者の返済は利息のみ
元本の返済はなし
収入が年金のみ、などの高齢者にとっては
返済金が低額ですみ、リーズナブルに感じる
でも、よくよく考えてみると
「元本の返済はなし」ということは
いつまで経っても、購入した住宅なのに
自分のものにならない…ということ
それだけではない
債務者が死亡した場合は、遺族が元本を一括返済するか
住宅を手放さなければならない
しかも、自由に売却することはできない
抵当権がついているから
ぼくは、こんなニュースを見るたびに思うことがある
金融とは、強きを助け、弱きを挫く存在だということ
お金を貸す人は、一見すると善人のように見えるかもしれない
だが、リターンに対して悪人も舌を巻くほど狡猾だ
彼らは
他者を助けるためにお金を貸すのではない
自分が更に富むためにお金を貸すのだ
これから利用を考えている人には、慎重に検討してほしいと願う
(ぼくなら普通に安い賃貸で暮らすと思う…)