先の週末はコントラストが鮮明な2つの出来事があった
1つは、音楽フェスに8,000人が集い、お酒とスマフォを手に
密な状況で盛り上がる人たち
もう1つは、ワクチン接種の抽選券に2,000人を超える長蛇の列
一見、真逆に見えるこの2つの光景も
もしかしたら、ひとつなのかもしれない
「以前の生活がしたい…」
過去の良かった思い出、記憶
人は誰もが良き思い出にしがみつく
そう…不安を払拭するために
だけど、反射的な行動は危うさをはらんでいる
記憶に頼る行動だけでは、眼前の困難を乗り越えるには不十分だ
あと何が必要なのだろうか?
ぼくは、教訓の引き出しをどれだけ持っているのか?
だと思う
記憶と教訓の何が違うのか、って?
記憶は、良かった・悪かったの感情
教訓は、どうすれば良かったのかの理性
時間は戻らないのなら
以前に戻ることもない
良かった過去の再来を願う気持ちは理解できる
しかし
時間は戻らないなら
ぼくたちに必要なことは
より良い未来を願う進化した行動ではないだろうか