格差社会と呼ばれるようになってから久しい
富めるものはより多くの富を手にし
貧するものはますます貧していく…
これは個々の職業として現れる
わかりやすい職業に就いている人と
わかりにくい職業に就いている人だ
わかりやすい職業は段々と賃金が減少し
わかりにくい職業に振り分けられていく
さらに表現を変えれば
代替可能な仕事は低賃金化が進み
代替が難しい仕事にお金が集中していく
これが資本主義の構造だ
ぼくは資本主義を否定しない
ただ…わかりやすい職業こそ
ぼくたちの生活を支える大切な存在であること
その担い手が将来減少していく可能性があるとしたら
それは、ぼくたちにとって非常に困ることになる
エッセンシャルワーカーと呼ばれる人たちをはじめ
多くの「わかりやすい職業」の人たちへの感謝と
彼らが、その仕事を通して報われることを願ってやまない