やりがいを感じないまま働く。
ムダで無意味な仕事が増えていく。
人の役に立つ仕事だけど給料が低い――
デヴィッド・グレーバーは言った
「ブルシットジョブ」
仕事はだんだんつまらなくなるのだろうか?
そうならないことを願ってやまない
だが、歴史を見せられ
現実を突きつけられて
反論する理論を探すことが難しい
理論よりも
つまらない!と言う人が
現実にいる事実が
暗澹たる気持ちにさせる
つまらなくてもやめられない事情がある
つまらなくても仕事があるだけマシという人もいる
一方で、エッセンシャルワーカーと呼ばれる
所謂、ぼくたちに必要不可欠な仕事をされて
いる人たちの労働環境は刻一刻と劣悪な状況
になっている
生産性の向上や効率化は
人々から仕事をつまらないものにし
ついには仕事をなくしていくものなら
生産性も効率化もいらない
そう思うのは、ぼくだけだろうか?
そんなぼくも、世の中の見えないナニかに
翻弄されている1人の労働者
「会社やめてどうするの?」
「パン屋さんで働きます。」
「パン屋さん?」
「ダメですかね?」
「ううん。いいじゃない。」
「ホントですか?」
「うん。少なくてもぼくにとってはパン屋さんは必要!
どこの街にも必ずある。喜んで買いに来る人たちで
どこのお店も賑わっているよ。」
「わたしも美味しいパンを作れるようになって
たくさんのお客さんが来てくれるようなお店を
将来もてるようにがんばります!」
(つまんない世の中で光を感じた)