「貧すれば鈍する」
古来から言われてきた先人の言葉…
衣食住をはじめ生活が安定して、はじめて
思いやりや礼節、知恵も発揮できる
もっともなことだ
政府は困窮世帯に最大30万円の生活継続支援金を
支給することを決定した
母子家庭などで、親も子も仕事やバイトができなくなり
家賃の支払いもままならない苦境に陥っている世帯もある
バイトで一定の収入を得ることが前提の学生生活を送る
地方から出てきた大学生たちの多くも、困窮している
一方で、安定した収入がありながら
公金の使い込み、カラ出張、ハラスメントなど
暗いニュースは後をたたない
前者は経済的貧しさに直面しているが
後者は精神的貧しさに陥っている
後者は、ことを認識できていない分
より深刻だと思う…
「世の中、金がすべて…」
志さえも、この言葉に飲み込まれていくのだろうか…
ぼくはぼくにできる小さな最善のことに
取り組んでいくしかない…