先日、政府が発表したいわゆる「中等症患者への対応」
与党内からも議論を巻き起こしたが、首相の意思は固かった
中等症患者を原則、自宅療養とする方針は
重症化リスクのある患者を救えない恐れがある
確かに一理ある
それでも、首相が自宅療養に、との方針に踏み切った背景にあるのは
医療現場の切迫した状況だ
重症患者の搬送に、受け入れ可能な医療機関がなく
数時間を要することが常態化している地域もある
自治体をまたがって搬送先を見つける間にも
患者の容態は刻一刻と悪化していく…
これは医療崩壊のカウントダウンが始まったといってもよい
死亡者の内訳も、50代をはじめ30代や20代も増加傾向にある
この事実を、ぼくたちは受け止めなければならないと思う
キャンプやバーベキューでの感染も目立つ
三密ではないから…などと、もはや言ってられない
ワクチン接種したから…と油断してはならない
人と接触しない
困難なことだが
静かな忍耐こそ
今こそ必要だ時
と、ぼくは思う