先日、日経平均株価が一時2万9,000円台を29年ぶり?に
超えたとのニュースを見た。
バブル期以来とのこと。
株式投資をやらない人には全くもって興味のない話。
僕もその一人。
ただ、これをどう見るかって、わりと大切かもしれない。
そもそも資本主義社会って
資本家がいて
事業家がいて
労働者がいる構造。
そしてその方程式は
資本家≧事業家
つまり、事業家は資本家よりも上には行けないってこと
(同一人物が両方を兼ねている場合(=)を除いて)
そして、資本家はこの構造をよく理解していて
保有する資産をいかに増やすか、に執念を燃やしていらっしゃる。
世界がコロナ禍に覆われている今は
資本家にとって資産拡大の最大のチャンス。
何でかって?
きみも株に興味なくても株価チャート(折れ線グラフ)は
見たことあるだろう?
この折れ線の上下幅が大きいほど、多額のお金が動く
このとき「儲けた!」「損した!」の2者が現れる。
現在のコロナ禍で、業績がどん底状態の企業がいる
一方で、好調な業績を出している企業もいる。
このように企業間のみフォーカスしてみても
このことをグラフにすると上下幅が大きいことがわかる。
だから巧妙な資本家は、世の中が沈んでいるときをチャンスとみる。
富める者はより富を手にし
貧する者はより貧していく。
資本主義を全否定はしない。
ただ、副作用もある。
この一年あまりで、4年制大学を休学または退学した学生さんは
5,000人を超えたそうだ。
未来ある若者が、このように挫折を味わうのは胸が締め付けれる想いだ。
経済的弱者がこれ以上、弱者にならない新たな資本主義が
待望されると感じるのは、ぼくだけだろうか?