Aging

40歳を過ぎた頃


体の衰えを感じたぼくは


減量とトレーニングにトライした


食事にもバランスを意識するようになった


だが、もっとも恐れを感じたことは体のことではない


心の惰性だ



現状に満足し、少々の不満もガマンできるようになった


考えることから遠ざかり


日々淡々と過ごしていく



50歳を目前にしたころ


このままでよいのか?


と感じるようになった



自身が年々ポンコツになっていく実感が積み重なっていく


しかし、このことに恐らく周囲は誰も気づいていない


ならば、変化を起こそうなどと大壮なことなど考えず


心配をかけずにこのまま過ごしていくことがベターなのだと



そう言うもう一人の自分と自問自答を繰り返してきた



変化を起こすべきではないか?という自分と


このままで良いではないか?という自分



そんなぼくに、二人のぼくが言った…



キミが好きな方を選べばいい




man standing on mountain against sky
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