Being extreme leads to conflict

プーチンは言った

「ネオナチから国民を守る」


誰のことを言っているのだろうか

そう…アゾフのことだ


アゾフは今

自国防衛のため最も激しい攻防が繰り広げられているマリウポリ /ドンバスを中心に戦闘している


観方を変えれば国を守るヒーローとして感謝されている存在だ


だが プーチンの主張はあながち的外れな言いがかりと一蹴できない


アゾフには事実 ナチズムを信奉する者も少なからずいる

西側もアゾフには非協力的な姿勢を崩していない

何より自国からも正式な軍隊とは承認されていない(準国軍の扱いだ)


なぜか?

アゾフには数々の不祥事を起こした過去がある

市民への脅迫や暴行 殺人事件…

そのたびにリーダーが入れ替わってきた…


2〜3年前から慈善事業やボランティア活動にも力を入れてきた

今は極右思想は鳴りを潜めロシアによるクリミア侵略以降

自国防衛を第一目的としている


しかし今回もこれを逆手に取られ

ロシアに大義名分を与えている



プーチンとアゾフ…

その思想は真っ向から対立し決して相容れることはない

2者の共通点は「極端な思想」の持ち主であるということ


極端さは常にコンフリクトリスクを伴う


ゼレンスキーの苦悩は計り知れない…

人道回廊が未だ実現できないのは

アゾフの存在が少なからず一因となっているのだ


味方であるアゾフの存在が

今もなお多くの市民が避難できないひとつの障壁になっている



アゾフと市民を切り離さない限り

ロシアが人道回廊を約束する可能性はゼロだ


ウクライナ正規軍による人道回廊確保をロシアと交渉するべきだ

同時に アゾフはこの局面においては 一時撤退を決断をするべきだ


意地やメンツなどどうでもよい

何の関係もない市民を 一刻も早く安全な場所へ退避させること以上に

大切なことはない


silhouette of fireman holding hose
Photo by Denniz Futalan on Pexels.com

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