北大西洋条約機構
第2次世界大戦後 旧ソビエトの脅威に対抗すべく組織された軍事同盟
結成から70年あまりの時を経て 皮肉にも今ほど重要性を認識せざるを得ない状況になろうとは
誰が想像しただろうか
90年代以降 ソビエト崩壊によってNATOも「生きる化石」と揶揄されることになった
対極が落陽するなら 当然の事象であると言えよう
それが旧ソビエトのゾンビのような狂気へと変貌したロシアのリーダーによって
皮肉にもNATO加盟を希望する国は増えているとは…
そして今、東欧で起きていることは世界へ影響を及ぼし始めている
即ち「力による現状変更の試みを『対話』で止めることはできない」と
厭世間が、はびこりつつある…
法やルールが時代とともに秩序のコントロールを低下させることはありえる
だからこそ、リーダーは未来へ対して挑戦する行動をやめてはならない
現状への応戦は確かに重要だ
しかし、酷かもしれないが
それだけではリーダーの務めを果たしているとは言い難い
そう…誰のせいでもない…誰か一人が悪いのでもない…
今の現状は、リーダーたちが未来への挑戦を
おざなりにしてきたツケだと言わざるを得ない
厳しい言い方であるのはわかっている
民衆は不明な未来より「はっきりした今」をどうするのか?をリーダーに突きつけている
民衆も賢くならなければならない
リーダーも民衆が生み出すのだから…